kara1216_mathのなつやすみのにっき

私のなつやすみのにっきです。主に数学の話(読んだ数学書の進捗報告)をします(時々アニメと陸上の話もする)

なつやすみ(さんじゅうよんにちめ)

8:00起床。何冊か本をもって部の同期のお家に向かった。とりあえずついたあと一休みしてから『集合と位相』の演習(6.2,6.3)と本文(6.4)をよむ。演習はそこそこ解けてる。bまではなんとかなるけどc問題がやっぱり難しい。とりあえずcは一旦飛ばすことが多い。まずはbまでを確実に解いておきたい。本文は6.4章を読んでいるが、コンパクト性の言い換えがなかなかしっくりこない。というか証明で唐突に出てくる{0,1}に対して位相{∅,{1},{1,2}}を入れた位相空間を使う発想がいったいどこから沸いてきてるのか、全く直感に落とせない。困った。まあとりあえず追って確認するくらいは出来るけど、うーんって感じになっている。
 
 という感じで本文に行き詰まってしまったので、『集合と位相』は一旦置いておいて、気分転換に『トポロジー』(田村一郎)を軽く読書的なノリでパラパラめくった。クラインの壺メビウスの輪の数学的な定義を初めて知ってほえーってなってた。まあ貼り合わせたいなら同値類作って商空間にするのが自然だからそうなるっちゃそうなるなってお気持ち。抽象的な位相のお話が手に取ってわかるものとして扱えて、少し新鮮な気分になった。

 その後飯を食った後は系の交流会の前まで桂代数3を読んだり、なぜか大学入試の数学を解いたり、同期に全微分の説明をしたりしていた。桂代数3、青雪江と読み比べてみて、読みやすければこっちをメインに使用と思ってる。まあまだ一章なので判断出来ないけど。

 17:15からは系の交流会に参加した。今回はM2の方々も参加していて専門的な研究のお話とかも伺えた。(ほとんど分からなかったけど)また、B3の方々がそろそろ研究室を決める段階に入っていて研究室決めのお話なども聞けた。自分が1年後に研究室を決められるのかしら?少なくともこのままだとあまりにも勉強不足なので面白い分野を決められるとは思えないので頑張らないと…
 その後なぜか話を振られて自分の今興味を持っている数学の話する機会を頂いた。今は、『数学原論』を読んでるとか、圏論そのものが面白くなってきたとか、齋藤毅先生の本が理想ですみたいな話をした。教授や先輩方の前で話をするのはかなり緊張したけど、私のような未熟な人間の話をちゃんと聞いてくれて、さらにこんな本が良いよ、みたいなお話もしてくれた。感謝感激ですね。改めてこの大学にきて良かったと思った。せっかくこんな環境の中で勉強できるチャンスを運良く拾えたので精一杯努力したいと思う。がんばるぞーーーー!