kara1216_mathのなつやすみのにっき

私のなつやすみのにっきです。主に数学の話(読んだ数学書の進捗報告)をします(時々アニメと陸上の話もする)

はるやすみ(じゅうきゅうにちめ)

9:00起床。
 飯を食べてアティマクの三章を少し読む。局所化の辺り。一応青雪江で局所化はやってはいたので割合スムーズだった。ただ、青雪江では零環を環とは見なしていないがアティマクでは零環を環と見なしているので、そこのところの違いがちょこちょこあった。例えば積閉集合には0を入れるか否か、また青雪江では局所化は基本的に元の環より“大きくなる″(自然な射が元の環への単射準同型になる)が積閉集合に0を含めれば局所化は零環になるので元の環より小さくなることなど。この辺りはなんか加藤先生が前Twitterでなんか仰ってた気がする。(零環を入れないのは良くない的なやつ。詳しくは覚えていない。)後は局所化は重要な幾何学的意味があるらしいけどまああんまり深くは分からなかった(何となくは分かるけど)この辺りも含めて色々面白そうと思えることが増えた。何となくいつか「代数は幾何の双対である」っていう言葉を少しでも実感できたら嬉しい。

 その後はベシ圏を読んだ。2.1の随伴の定義の辺りを読んでいたけど少し感覚的な説明が多すぎてそこの部分はカッチリ書いてある方が好み(個人的にはカッチリ書いてあるやつを色々弄っているうちにふわっと実態感が出てきてそれがあってるかを具体例なり演習問題で確認するのが一番分かった気になる。本当に分かってるのかは知らんけど。)忘却関手と自由関手が互いの随伴になっていることを具体的に確認したりしていた。後は一章の演習問題をちょこちょこやったり、ふと出てたコンパクト・ハウスドルフ空間の話から位相の本を引っ張り出して眺めたりしていたら、気付いたら夕方になっていた。
 
 夜は忘れ物を取りに行った後、織田で走った。250を久しぶりにやったら見事に死んだ。久しぶりにケツ割れ&走り終わった後血の味がした。生きてるって感じ。

 明日はフーリエ解析を某氏とやった後織田で走って、夜は複疎解析と幾何学1を読む。